作業効率が劇的アップ!! 自転車 組み立て作業に超最適な六角レンチ アーレンキーとは⁉

珠玉の逸品 自転車の秘宝

こんにちは、だいごろうです。

このコーナーでは20年間のプロショップ勤めの経験やプロメカニックとして経験してきた中で、これは素晴らしいと感じた製品や工具などをご紹介するコーナーです。

僕の知っている知識と経験本音!?でご紹介いたしますので少しでも皆さまの自転車ライフのお役に立てましたら幸いです。

それでは記念すべき第1段は『作業効率が劇的アップ!! 自転車 組み立て作業に超最適な六角レンチ アーレンキーとは⁉』です。

ママチャリには現在でもスパナやプラスドライバーを用いるボルトが数多く採用されておりますが、スポーツ自転車のほとんどは正式名称六角穴付ボルト英語では『hex socket head cap bolt』と呼ばれるボルトが使用されています。

この『六角穴付ボルト』はスポーツ車に採用されているボルト(ねじ)の約90パーセント以上の部分を占めており『スポーツ自転車の組み立て=六角穴付ボルトの締め付け』と言っても過言ではないほどです。

ですのでこの『六角穴付ボルト』の締め付け作業をいかに効率よく、または作業のしやすい状況を作るかが作業時間の大幅な短縮や完成後の自転車自体のクオリティに大きく影響してきます。

一般的には六角穴付ボルトといえば『アーレンキー(六角レンチ)』(以下アーレンキー)という工具を用いて作業をしますが実はアーレンキーにも種類があり、作業の個所や用途によって使用するアーレンキーは変わってきます。

例えば多くの方が上の写真のようなアーレンキー=『L型六角棒レンチ』を連想されるのではないでしょうか?実際『L型六角棒レンチ』は長さが長いのでクランク取り付けボルトの締め付けや緩めなど固いボルトの作業にはなくてはならない工具といえます。レンチ下部のボールポイントと呼ばれる部分で斜め作業や早回しが行えとても便利です。

ところがこの『L型六角棒レンチ』L字型という工具自体の形状から作業がやりにくい場面も多々あります。

例えば狭い個所での締め付けです。例を挙げるとフラットハンドルバーについているブレーキレバーやシフトレバーの角度を変える作業があったとします。

レバーの裏側にあるボルトの六角穴にL型のアーレンキーを差し込んで回そうとすると少し回した時点でワイヤーやヘッドチューブにアーレンキー自体が引っ掛かってしまい一度工具を抜いて差し直さなければなりません。

その他にもリアディレイラーのワイヤーの固定ボルトなど、締め付けようとした際にアーレンキーが車輪のスポークに当たってしまい同じく一度工具を抜いて差し直さなければならない場合があります。

こういったことを回避するためにアーレンキー下部のボールポイント部分を利用することも可能ですが、この部分はあくまでも早回しに適した部分ですので固く締まったボルトを緩めることはできませんし、締め付ける時も最後にしっかりと締め付ける際にはボールポイント部分ではなく通常の六角部分に差し直さなければなりません。つまり二度手間が発生している訳です。

他にはロードレーサーのドロップハンドルについているデュアルコントロールレバーを取り付ける際にもボルトの位置関係からL型アーレンキーでは正直作業がやりにくいです。

L型の形状として他にもデメリットがあるとすればその形状からボルトに対して垂直に工具を押し付けながら締め付けることが困難な点です。

これは例えばVブレーキのブレーキシューの締め付けの際にリムに対してブレーキシューの角度を調整して最後にしっかりとシューのボルトを締め付けようとした際にブレーキシューがズレてしまいせっかくの絶妙な調整がやり直しになってしまうといったことです。

自転車屋としてはこの作業はブレーキの性能に大きく影響する部分ですし完璧にセットアップしたいと思う部分ですが、正直作業がやりにくく、時間がかかるのでどうにかならないものかと思ってしまいます。

他の形状の工具としてはソケットレンチに取り付けるタイプのアーレンキー『ヘキサゴン 六角ソケット』という工具もありますが、これはソケット部分が大きくソケットレンチ自体も大柄で自転車の作業としては不向きです。

他にはビットタイプの工具(六角の先端だけ取り外し可能な工具)などもありますが、やはり早回しには適していますが、最後にきつく締める際には締めにくかったりします。

そこで、こういったアーレンキー達の多くのデメリットに対抗すべく、自転車用工具として販売されているスペシャルな逸品をご紹介いたします。

それはパークツール(ParkTool) Y型ヘックスレンチ グラスファイバーグリップ サイズ:六角 4/5/6mm AWS-1』です。

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この工具はご覧のようにY型の形状となっており、本体を手のひらで包むような形状となっております。Y型の先端までの長さも長すぎず短すぎずの絶妙な長さでこの工具の締め付けだけで最適な締め付けトルクが可能です。

また先ほどのやりにくい作業の例に登場しましたブレーキシューの締め付けにはまさに究極の大儀(必殺技)と言ってしまえるほど劇的にやりやすくなります。しっかりとシュー方向に力をかけながら締め付けることが可能です。

また、この工具の先端サイズも4mm、5mm、6mmとスポーツ自転車のほぼ全部を占めるボルトサイズですのでこの工具一つでほとんど全ての作業がこなせます。このサイズ以外の部分はクランク取り付けボルトとブレーキキャリパーのアジャスターぐらいでしょうか。

ステムのボルトやその他のボルトなどほぼすべての個所において快適この上ない作業性を誇ります。

僕はこの工具なしでは、もはや作業したくありません。というか一度この工具を使い始めると絶対に手放せなくなります。実際に20年間のプロショップ勤めの間にともに作業してきたスタッフたち全員もこの工具を手放せない状態となっております。

作業の快適性と作業効率、そして作業にかかる時間を考えると自転車界の『珠玉の逸品 自転車の秘宝 エクスカリバー』と言えると思います。

本当に驚くほどの作業性にビックリしますよ。是非一度お試しあれ。

というわけで今回は『作業効率が劇的アップ!! 自転車 組み立て作業に超最適な六角レンチ アーレンキーとは⁉』についてお話いたしましたがいかがでしたでしょうか?

♦ まとめ ♦

①L型六角棒レンチには作業のやりにくい場面がある。

②最適な工具の使用は作業時間の大幅な短縮や完成後の自転車自体のクオリティに大きく影響する。

一度この工具を使い始めると絶対に手放せなくなる。

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