B BRAKE  自転車のブレーキについて考える ②

B BRAKE 自転車のブレーキについて考える ②

こんにちは、だいごろうです。

今回は前回お話した『B BRAKE  自転車のブレーキについて考える ①』の続編としてブレーキについて考えていきたいと思います。

『B BRAKE 自転車のブレーキについて考える ②』です。

ブレーキワイヤーが効きの強さに大きく影響する

自転車のブレーキにはブレーキワイヤーが使われており、このワイヤーがブレーキレバーとブレーキ本体の橋渡しの存在です。

ブレーキレバーを手で握り込み、握り込んだ力でワイヤーを引っ張り、ブレーキ本体の装置を動かして制動力を生み出します。

しかしながらこのブレーキワイヤーには摩擦抵抗が存在します。

摩擦抵抗はブレーキワイヤーの長さに比例し長ければ長いほど摩擦抵抗が大きくなります。特に後ろ側のワイヤーはかなり長いです。

この摩擦抵抗がブレーキレバーを握った人の力を削いでしまいブレーキ本体に到達する力が減ってしまうのです。ですので例えば、ワイヤーが錆びている自転車の場合はブレーキレバーの操作が固く、ブレーキが効きにくい状態となります。

お子様の自転車の場合、ワイヤーが錆びていなくとも、新品のワイヤーの状態でもお子様の弱い指の力では到底軽く操作できるとは言えません。

ワイヤーの抵抗だけでもお子様の指の力ではかなり固いのです。

ではどうすればよいのか。自転車を最初に組み立てる段階でこのブレーキワイヤーにたっぷりと油を注入しておくことです。なんでもそうですが、摩擦抵抗を軽減させるためには潤滑剤を使用します。潤滑剤を使用することで驚くほど摩擦を減らすことが可能です。

子供車の場合、理想的な組み立て方としては、一度ブレーキワイヤーの内側のワイヤー(インナーワイヤー)を自転車から抜き取り、外側のワイヤー(アウターワイヤー)の中に油を射しておくことです。

僕はこの時の油の量が操作の軽さに影響するのと後々の効果の保たれ具合に影響しますのでたっぷりと(ワイヤーの反対側からボタボタと油が流れ出る状態になるまで)射しております。

こうしてブレーキレバーの調整ネジの調整とワイヤーの注油を行って初めてお子様でもきちんと操作できる状態になるのです。

きちんと調整できているかを簡単に確かめてみる方法としては、大人のかたご自身の小指だけでブレーキレバーを握ってみてください。軽く操作できる状態になっていればオッケーです。

関連記事⇒ B BRAKE LEVER 自転車 ブレーキレバーの調整について考える 

ちなみに、使用するオイルで一番おすすめなのはブリヂストン『モリブデン入りサイクルフィニッシュ CF-420』という製品です。このオイルは僕が実際に自転車を整備する時に欠かさず使用しているオイルです。


BRIDGESTONE(ブリヂストン) モリブデン入りサイクルフイニッシュ CF-420 A803100

特徴はオイル自体がサラサラと比較的ベタつかず、ワイヤーケーブルに射した時にもワイヤーに汚れが付着しにくいです。

他の製品も試してみましたが、どうしても自転車が走行するにつれ、アスファルトのほこりなどの汚れの付着からワイヤー自体が黒く汚れてきて、それが少しずつワイヤーの抵抗になってきます。また見た目的にも黒く汚れてしまうのでよくありません。

また自転車整備以外の用途にも使えますのでご家庭に一本あると何かと便利かと思います。そして何より容量が420mlと多めなのでためらわず安心してワイヤーにたっぷりと射すことができます。おすすめです。

ワイヤーに注油してから販売している販売店はごく僅かしかない

残念ながらここまでワイヤーに注油してから調整して販売している販売店はきわめて稀です。

とくに量販店やホームセンター、スーパーの中の自転車売り場、さらに言うと大型おもちゃ店等で販売されている子供車の場合はほぼ皆無(もしかしたらきちんと調整されている販売店もあるかもしれませんが、私は見たことがありません)に等しいのではないかと思います。

そういった販売店は先ほどの文中にもありましたように販売台数、販売回転数の向上ばかりを優先し、自転車の組み立て作業の簡略化を図り続けていたり、そもそも自転車の組み立てに精通したスタッフがいなかったりといったことが挙げられます。個人的にはこういった現状をとても残念に思います。

お店にもよりますが、個人経営の自転車店、とくに昔から続いているような販売店の場合にはこのあたりの配慮をしているお店もあるように思います。もし現状レバー操作が固いようでしたら、相談してみたら対応してくれる場合も多いかと思います(あくまでもお店によりますが)。

こういった個人経営のお店の場合は販売台数や売り上げももちろん大切ですが、まごころや、買っていただいたお客様への感謝の気持ちを大切にしているお店もあると思います。

ブレーキに関しての重要事項

最後にとても重要なことですが、ブレーキ関係の部品への注油は専門の知識がないととても危険です。

ワイヤーへの注油は大丈夫ですが、ブレーキ本体に注油してしまったり、誤って油が付着してしまうと、ブレーキが油で滑り、全く効かなくなってしまいます。

一度こうなってしまうと内部のブレーキパッドという部分に油がしみ込んでしまいブレーキの部品を交換するしかありません。

特に後ろブレーキ本体を交換の場合、数千円の費用がかかります。専門的な知識をお持ちでない場合には、絶対にご自身で作業せず信頼できる自転車販売店に依頼してください。

というわけで今回は『B BRAKE 自転車のブレーキについて考える ②』についてお話いたしましたがいかがでしたでしょうか?

 まとめ 

①自転車のブレーキはワイヤーの動きのスムースさが重要

②きちんと注油してから販売している販売店はごく稀にしかない

③信頼できる販売店で購入することが重要

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⇒ B BRAKE LEVER ブレーキレバーについて考える 

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