B BRAKE  自転車のブレーキについて考える ①

B BRAKE 自転車のブレーキについて考える ①

こんにちは、だいごろうです。

今回は自転車のブレーキについて考えていきたいと思います。

『B BRAKE 自転車のブレーキについて考える ①』です。

自転車のブレーキについてですが、一口にブレーキといっても色々なタイプがあります。各タイプの詳細な考察は各項目で行うとして、ここではブレーキ全般について考えてみたいと思います。

目次

自転車のブレーキって大切?

自転車のブレーキは当然のことながら、走っている自転車を停止させるため、もしくは減速させるための装置として自転車に装着されています。

もし何等かの不具合でブレーキが効かない状態であれば、正しい減速や停止ができず重大な事故になりかねません。きちんとブレーキが効くという認識があるからこそ自転車は走行することができるのです。

想像してみてください、もしも、あなたの自転車にブレーキが付いていなかったとしたら、とてもじゃないけれど怖くて走行できないと思います。

ではブレーキの効き具合が悪い自転車や、そもそもブレーキの操作がやりにくい自転車はどうでしょうか?多かれ少なかれ怖くて走行できないに直結してくると思います。

自転車に関する問題としては他にも様々な項目がありますが、変速が変わりにくくても走行自体はできますし、バキバキ異音がしていても、とりあえず走行はできます。ところがブレーキに不具合があると、とたんに走行には危険が伴うので走行不可能となります。

自転車にとって一番重要な部品がブレーキなのです。

子供車ほどブレーキの調整が大切!!

僕が思うに、大人の自転車に関してはブレーキの効き具合が悪いと、自転車に乗る人の今までの経験から、恐怖であったり、事故の可能性を考慮してスピードを控えたり、修理に出したりという正しい行動を導き出すことができます。では子供車の場合はどうでしょうか?

初めて自転車に乗る子様がブレーキの効きが悪い自転車に乗っていたとしても、ブレーキの効きが悪いと正しい判断をすることができるでしょうか?おそらくできないと思います。

子供に限らずとも初めて自転車に乗る人にとっては何が正しくて何が間違っているのかの判断がつかなくて当然とも言えます。

僕が知る限り世の中に出回っている自転車の多くはブレーキに何等かの問題を抱えています。その原因の多くは自転車のブレーキという部品の性能を100%引き出すことができていない自転車が大半を占めているからです。

先ほどの子供車を例にとってみると、初めてお子様が乗る自転車の多くは14インチや16インチ、18インチあたりではないでしょうか。幼稚園ぐらいのお子様から乗り始めることが多いです。

こういった小さなお子様の手の大きさをご存知でしょうか?

幼稚園児の指の長さは大人の女性の小指ほどの長さしかありません。年少のお子様や小柄なお子様の場合はもっと指が短いです。しかし、現在、世の中で販売されている自転車の多くはこういったお子様の指ではきちんとーに指が届きません。

この原因の多くは、ブレーキレバーをハンドルバーに近づけるための調整ネジの調節を怠っていることが挙げられます。

自転車のメーカーやグレードにもよりますが、きちんとした誠意のある製品造りを行っているメーカーの子供車の場合、ブレーキレバーに調整ネジがついています。

このネジをきちんと調整することでお子様の指でも届くように調整できます。調整ネジが付いていない自転車でお子様の指がレバーに届かない状態であれば、それはブレーキを操作できない状態であり、非常に危険だと言えます。

さらに、ブレーキレバーの調整ネジで指が届くようになっていたとしても、ブレーキレバーを引くときの硬さはどうでしょうか?お子様の指の力でもレバーを軽く操作できる状態になっているでしょうか?

残念ながら現状、多くの販売店でお子様がブレーキレバーを軽く操作できるように調整してから販売している自転車店は極わずかです。なぜなら、自転車販売店の多くはより多くの売上を追及する目的から、販売台数、販売回転数の向上ばかりを優先し、自転車の組み立て作業の簡略化を図り続けているからです。

この事実は自転車に関わる人間としてとても残念に思います。では一体どうすれば安全に走行できるようになるのでしょうか?

次の記事でその具体例を紹介いたします。

というわけで今回は『B BRAKE 自転車のブレーキについて考える ①』についてお話いたしましたがいかがでしたでしょうか?

♦ まとめ ♦

①ブレーキが正しく効かない状態は非常に危険

②とくに子供車の場合はより正しい知識と調整が必要

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